太極拳といわれると、殆どの方が、ゆっくりと動いている所をイメージします。これが套路(とうろ)です。套路は太極拳独特の動作を繋げたもので、正しい姿勢(身型、しんけい)と腰を軸とした動き方(身法、しんぽう)を一人で練習する方法です。 普通、太極拳を教わるというと、套路の順番を覚えることだと思われがちですが、ただ順番を覚えただけでは、太極拳の気功法としての効果も、武術としての作用も得られません。太極拳は動きが少ないので、健康法としての効果を望むのであれば、焦らず根気よく1つひとつの動作の意味を理解してゆくことが大切になります。理解が深まり、身体感覚が高まってゆくにつれて、順番は自然に身につき、「弱が強に勝ち、柔が剛を制す」という太極拳の作用を現せる身体ができてゆきます。 <練習の目標> ☆ 地面をしっかり踏めるようになりましょう。 ☆ 手や足だけを動かすのではなく、腰を中心にして、全身を協調させて 動けるようになりましょう。 <ポイント> ☆ 足の裏をしっかり感じて下さい。 ☆ 手は腰の動きに合わせて動かします(腰が重要です!)。 ☆ 動きながら自然な呼吸をしてください。 ☆ 意識と動作を一致させて、ゆっくり動きましょう。 ☆ 足→腰→手という順番で勁力(けいりょく)が伝わります。 確認しながら動きましょう。 |